美容室と一言に言っても、コンセプトによって2方面に分かれると思います。
1つは、よく見かけるデザイン重視のサロン。
トレンドを意識したり、お客さんが望むままにブリーチも取り入れたりして、デザインを売りにしているサロンですね。
もう1つは、健康重視のサロン。
見た目の派手さよりもインナービューティーを目指すサロンです。
「美しさ」と「オシャレ」とは、全くコンセプトが違います。
本当の美を求めるサロンは一時的なオシャレよりも、ヘアカラー剤やパーマ液など体に使う薬剤の質や使い方などにこだわります。
お客さんが求めることは様々ですから、それぞれコンセプトに合った美容室を選んで通えば良いと思います。
ただ、デザイン重視のサロンに行く場合でもその後維持するのは自分自身。
デザイン重視の方に行くと、「その日最高のデザイン」をお客さんにご提供できます。
だけど、強いヘアカラー剤を使えば髪はどんどんと傷んできますし、傷みすぎた髪はもう切るしかありません。
せっかく良い色の髪をしていても、毛質がボロボロ……という人もよく見かけます。
結局それって、維持するためのトリートメントや手入れにお金をかけられないからなんですね。
本当は、若いうちから髪や頭皮にきちんとお金をかけた方が良いのは確か。
年齢を重ねていくにつれ、髪や頭皮の老化はさらにしっかりと意識した方が良いでしょう。
インナービューティーの重要さを知り、自宅でのシャンプーやトリートメント、頭皮ケアなどもきちんと教えてもらってください。
すぐには効果はわからないかもしれませんが、3年もすると髪や頭皮の老化の進み方が全然違っていることに気付けるはずですよ!