RAGCIE社長コラム

美容師引き抜き問題は是か非か?

人気のある美容師はほかの美容室から「引き抜き」をされることがあります。

今の美容室より良い条件を提示して、交渉するわけですね。

実のところ、組合でもこの引き抜き問題について騒がれています。

全国的に問題になっているみたいですね。

だけど僕はこの引き抜き問題がちょっと理解できないです!

引き抜かれないよう、美容室の価値を上げたり良い条件にしたりすれば良いだけでは??

美容師にとって「ここでなければ!」という魅力があれば、声がかかっても行かないでしょう。

引き抜き問題の裏側には良い美容師をたくさん引き抜いて、美容室を大きくし、時価総額を上げようという意図がある場合があります。

最終的にはM&A(合併・買収)によって経営者に●千万円、●億円といったお金が入ります。

急にスタッフが増えたようなところは、M&Aを想定している可能性が高いですね。

美容業界はどんどんと人が減っていて、人材確保がむずかしくなってきています。

僕の出身の専門学校のクラスもどんどんと減っているぐらいですからね。

そのためにも美容室はお客様だけじゃなく、スタッフの条件面や教育等にもしっかりと目を向けていく必要があります。

とはいえ、給料を無制限に上げるわけにもいきません。

「ここでなければ!」と思わせる美容室の魅力がスタッフに対しても必要なんです。

「引き抜きのお声がどんどんとかかる魅力的なスタッフがそろっている!」

「だけど、ここに残ってくれる!」

何の業種でもそうですが、引き抜いた側の事を悪く言っていても仕方ありません。

働いてみなければ良さも悪さもわかりませんからね。

辞めたくないと思う会社にしていく以外解決しないでしょう。

過去に囚われるより未来に向かってポジティブになれる考えが重要ですね!

-RAGCIE社長コラム