マフラー・ニットで髪が傷む原因と防ぎ方

TL;DR|最短回答
- 原因:摩擦+静電気+乾燥(首元での擦れと低湿度)
- 対策:朝はミルク→オイルで薄膜/素材はシルクorコットン混/帰宅後は予洗い→やさしく洗う→冷風
- 持ち歩き:ミニオイル1滴+帯電防止コーム
- NG:濡れ髪放置・高温アイロン連発・強いブラッシング
目次
- Q. どうしてマフラー・ニットで髪は傷む?
- Q. 朝・外出中・帰宅後、何をすればいい?
- Q. 素材は何を選べば静電気と摩擦を減らせる?
- Q. やりがちなNGと置き換えルールは?
- Q. 30秒で分かるチェックリスト
- 編集後記:仕上げはninoグロッシーオイル
- FAQ(よくある質問)
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Q. どうしてマフラー・ニットで髪は傷む?【要因と症状】

摩擦
繊維が髪表面をこする→キューティクル乱れ→パサつき・枝毛
静電気
低湿度×合成繊維で帯電→毛束が反発→広がり・絡み
乾燥
暖房と外気で水分喪失→ツヤ低下・手触り悪化
汗/皮脂
首元で蒸れて付着→繊維と結合し摩擦増→ごわつき
Q. 朝・外出中・帰宅後、何をすればいい?【3シーン対策】

朝:仕込み(1分)
- ミルク少量を中間〜毛先へ(保水)
- オイル1〜2滴を手のひらで伸ばし、表面を“撫で付け”(皮膜)
- 前髪はごく少量のみでベタつき回避
外出中:応急
- マフラーを外す前に1滴オイルで表面を撫でる
- 帯電時は保湿ミスト→手ぐし→帯電防止コーム
帰宅後:リセット
- 粗めコームで埃と絡みを優しくオフ
- 36〜38℃のぬるま湯で予洗い1〜2分
- 手で泡立てたシャンプーを指の腹で優しく
- トリートメントは粗めコームで均一化→流しすぎ注意
- 根元→毛先の順で乾かし、最後に冷風
Q. 素材は何を選べば静電気と摩擦を減らせる?【素材比較】
アクリル/ポリ
静電気高め。軽いが帯電対策必須
ウール100%
保温◎だが摩擦やや強め。裏地を滑らかに
カシミヤ
繊維が細かく摩擦少なめ。乾燥時の帯電注意
シルク/コットン混
摩擦&帯電が少ない。首元に最適
小ワザ:首に当たる面だけ薄手のシルクスカーフを1枚挟むと摩擦を大幅低減。
Q. やりがちなNGと置き換えルールは?

- × 強ブラッシング → ミスト→手ぐし→帯電防止コーム
- × 高温アイロンで押さえ込む → 150〜160℃+保護スプレー
- × 濡れ髪放置 → 即ドライ→冷風フィニッシュ
- × 朝からオイル多すぎ → ミルク少量→オイル1滴の薄膜
Q. 30秒で分かるチェックリスト
- 朝はミルク→オイルの順で薄膜?
- 首元はシルク/コットン混を選べてる?
- バッグにミニオイル+帯電防止コーム?
- 帰宅後予洗い1〜2分→冷風仕上げできた?
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- ✔ 摩擦低減の皮膜形成でマフラー擦れに強い
- ✔ ベタつきにくい処方で日中の“撫で付け”に最適
※ 手のひらでよく伸ばし、内側→表面の順で“撫で付け”がコツ。
FAQ(よくある質問)
Q. 素材を変えるだけで本当に差が出ますか?
A. 出ます。シルク/コットン混は摩擦・帯電とも低く、髪の広がりが明確に減ります。
Q. 仕事中にぱっと収める方法は?
A. ミスト→手ぐし→1滴オイル。ブラシは最後でOK。
Q. ノンシリコンの方がいい?
A. 季節で使い分け。摩擦が多い時期は適量の皮膜形成が有効です。