インナーカラーを入れるお客様は多いですが、どのように選び、楽しむべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
この記事ではインナーカラーの基本から選び方、楽しみ方に至るまで、幅広く解説しています。
記事を読むことであなたの髪を美しく彩るインナーカラーの魅力を存分に楽しむための具体的な方法とアドバイスを得ることができるでしょう。
インナーカラーとは何?基本の知識と特徴
インナーカラーの定義
インナーカラーとはヘアカラーテクニックのひとつで、髪の外側ではなく内側にカラーリングを施す方法を指します。
外観からはわずかにしか見えないこの特殊なカラーリングが、動きや変化によってさりげなく魅せる色彩は一般的な全体染めとは異なり、髪の動きや陰影にメリハリをもたらします。
しかし、適切に行わないと思わぬトラブルも起きることもありますのでプロの手に任せることを強くおすすめします。
インナーカラーの歴史
インナーカラーの技術は1980年代のロサンゼルスで生まれました。
当時のパンクロックブームとともに生まれたこのカラーリングテクニックはエッジの効いたスタイルと独自性を求める若者たちに受け入れられ、その後の年代を経て日本でも一部のファッショニスタや芸能人が取り入れるようになり、現在では幅広い世代に支持されるスタイルとなりました。
歴史が深いだけにその技術は専門知識を必要とします。
インナーカラーの魅力と効果
インナーカラーの魅力はその奥深さとミステリー性にあります。
外見からはわずかにしか色が見えないため、カラーが存在感を主張しすぎることなく、さりげなくアクセントを加えることができます。
この独特の技法は、髪が揺れたり動いたりするときにだけカラーが見えるため、アクセント効果を生み出します。
風に吹かれたときや髪を耳にかけたときなどちょっとした動きで色が見え、驚きと楽しさを感じることができます。
しかしながら、インナーカラーは色落ちが早いというデメリットもあります。
そのため、維持のための手間やコストを考えると取り組みやすさには一工夫が必要となります。
これらの特性から、インナーカラーはあなたの個性を表現する新たな選択肢となります。
必ず美容師さんに相談しましょう。
インナーカラーの種類
インナーカラーというと一体何を思い浮かべますか?
一部分の髪を染めて、外からは見えにくいが、動かすときや風が吹いたときにちらっと見えるカラーリングのことです。
今回は、その中でも特に人気のある3つのスタイル「ブロックインナーカラー」「ピンクインナーカラー」「バレイヤージュインナーカラー」について紹介します。
ブロックインナーカラー
まず初めに、ブロックインナーカラーについてです。
これは一部の髪を選んでその部分だけを別の色に染めるスタイルです。
一見するとあまり変わっていないように見えますが、髪を揺らしたときに隠れた色が見えるのが特徴的です。
例えば、真っ黒な髪にブルーやパープルのインナーカラーを入れるとさりげないおしゃれ感が出ます。
注意点としては、ブロックカラーは明るすぎる色を選ぶと、ギャップが大きすぎて不自然に見えてしまう可能性があるため、
自然な色合いを選ぶことが大切です。
ピンクインナーカラー
次にピンクインナーカラーです。
このスタイルはインナーカラーの中でも特に女性に人気があります。
一部の髪をピンク色に染めることで甘い印象を与えることができます。
動くたびにピンクの色がちらっと見えるという演出はさりげない遊び心を表現できます。
ただし、こちらも注意点があります。
ピンク色は比較的鮮やかな色なので極端に明るい色を選ぶと派手すぎて周囲の視線を引きすぎてしまうかもしれません。
淡いピンクやパステルピンクなど、落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。
赤系の色は色落ちがしやすいのも特徴です。
バレイヤージュインナーカラー
最後に、バレイヤージュインナーカラーについてです。
バレイヤージュとはフランス語で「掃く」という意味でこのスタイルでは掃くように髪の色をなじませます。
複数の色を自然に混ざり合わせることで立体感と深みを出すことができます。
一部の髪を明るく染めるというインナーカラーの基本的な要素を活かしつつ、より自然で落ち着いた印象を与えることができます。
しかし、色の組み合わせによっては思ったよりも結果が出ないことがあるので、美容師さんに相談しながら選ぶと良いでしょう。
以上、インナーカラーの種類についてでした。
それぞれのスタイルにはメリットだけでなくデメリットや注意点もありますので、あなた自身の髪質や好みに合わせて選ぶことが大切です。
初めてやる場合は必ず美容師さんに相談して、自分にぴったりの色やスタイルを見つけましょう!