最近若い女性の薄毛が増えている?
「薄毛の悩みは男性の悩み」というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、実は最近は女性のお客様からも「髪が薄くなってきた」という相談が増えています。
特に30〜40代の女性からの相談が多いです。
薄毛は見た目の問題だけでなくヘアスタイルにも影響を与えます。
一般的に髪の毛は約10万本あり、それぞれが重なり合ってヘアスタイルを作り出しています。
抜け毛が多くなるとヘアスタイルが乱れてしまいます。
例えば、部屋に10万人(毛髪)がいると想定して、落ち着いた毛とまとまりにくい強い癖のある毛が混ざっている状況を考えてみましょう。
密集している場合、人々はお互いに接近しながら大人しくしているため、毛髪は重なり合ってまとまったヘアスタイルを作り出します。
しかし、2万人を外に出すと、一人当たりのスペースが広がりまとまりにくい毛が乱れてしまいます。
同様に、髪の本数が少なくなると生えグセや髪のクセが直接的にわかりやすくなり、髪のまとまりがなくなってしまいます。
したがって、髪の本数はヘアスタイルを作る上で重要な要素の一つであることがわかります。
男性だけでなく、女性も薄毛に悩んでいることを忘れずに髪の健康を保つために適切なケアを心がけましょう
何歳から女性は薄毛になるのか?
女性の薄毛は、いつ頃から始まるのでしょうか?
個人差はありますが、男女ともに薄毛の進行が進むのは30代半ばから40代前半にかけてだと言われています。
この進行具合としては、30代半ばからまず髪の本数自体が徐々に減っていき、40代前半あたりから髪の毛がどんどん細くなり抜けやすくなってくると言われています。
冒頭でもお話ししたように、悩み相談を受ける大体の年齢から進行が始まるということです。
そもそも薄毛の原因とは
薄毛の原因は何なのでしょうか?
大きく分けて4つあります。
まず一つ目は「加齢」です。
女性ホルモンが髪の成長に影響しているため、加齢により女性ホルモンの分泌量が乱れ、男性ホルモンの分泌による薄毛の原因が進行します。
二つ目は「生活習慣の乱れ」です。
睡眠不足や暴飲暴食、過度なダイエット、喫煙などがホルモンバランスを崩し、薄毛を引き起こすことがあります。
三つ目は「ストレス」です。
慢性的なストレスにより自律神経が乱れ、血行不良を引き起こし、薄毛や抜け毛の原因となることがあります。
四つ目は「間違ったヘアケア」です。
洗浄力の強いシャンプーや強くこする洗い方、ヘアアイロンなどが頭皮に負担をかけ、薄毛の原因となります。
ヘアケア方法を見直し、頭皮に負担をかけないようにすることが大切です。