
「昔より髪が細くなってきた気がする…」「ボリュームが出ない…」
そんなお悩み、30代以降の女性を中心にとても増えています。
髪が細くなる原因は年齢による変化だけでなく、生活習慣・ホルモンバランス・頭皮環境など、複数の要因が重なっていることがほとんど。
髪そのものをケアするのと同時に、
「原因を知って対策すること」が髪のハリコシを守る第一歩です!
今回は、美容師目線+最新の知見から髪が細くなる原因と対策をわかりやすく解説します。
① 加齢とホルモンバランスの変化
髪はホルモンの影響を大きく受けるパーツ。特に女性ホルモン(エストロゲン)は、髪の成長や太さに深く関わっています。
30代後半〜40代にかけてこのホルモンが減少し、髪の成長サイクルが短くなる+毛が細くなる傾向があります。
この場合は、生活リズムや食事の見直し・血行促進ケアがポイントになります。
② 頭皮の血行不良・硬さ
髪は頭皮から栄養を受け取って伸びています。でも、頭皮が硬くなっていたり、血流が悪くなると十分な栄養が行き届かず、細い髪が増えてしまいます。
特に、スマホ・PCによる眼精疲労やストレスが続くと、頭皮の筋肉も硬くなりやすいです。
✔ 硬い頭皮のサイン
・前髪の生え際を指でつまめない
・頭頂部が押しても動かない
・地肌がくすんで見える
週1〜2回の頭皮マッサージや炭酸系スカルプケアを取り入れると、柔らかく血行の良い頭皮に近づきます。
③ 間違ったケアやスタイリング習慣
日々のシャンプーやドライヤー、ヘアアイロンの使い方も、髪が細くなる原因になります。
- 洗浄力が強すぎるシャンプーで頭皮が乾燥
- 高温ドライヤーやアイロンによる熱ダメージ
- 毛先だけでなく根元も負担を受けている
保湿力の高いシャンプー・アウトバストリートメント・優しいブラッシングで、髪そのものを守りましょう。

④ 栄養不足・生活習慣の乱れ
髪は“余った栄養”から作られると言われるほど、栄養状態に敏感です。
ダイエットや偏食・睡眠不足が続くと、髪に回る栄養が減り、ハリやコシが失われていきます。
髪に良い栄養素:
・タンパク質(髪の主成分)
・ビタミンB群(頭皮の新陳代謝)
・鉄分・亜鉛(女性に不足しがち)
毎日の食事と睡眠は、サロンケアよりも効果が出ることも! まずは生活習慣を見直してみましょう。
まとめ|“髪やせ”は早めに気づいてケアすることが大切
髪が細くなるのは、年齢だけではなくさまざまな習慣の積み重ね。
今日からできる対策
- 頭皮マッサージで血行促進
- 生活習慣を整えてホルモンバランスを守る
- 優しいケア習慣で根本から美髪へ
「なんとなく最近髪が細くなったかも?」という方は、ぜひ今回の内容をヒントに、自分の髪と向き合う時間を作ってみてくださいね。