美容師が教える!おうちケアのNG行動5選|毎日の習慣が美髪を左右する
毎日のホームケア、何気なくやっているその行動が、実は髪のダメージを招いているかもしれません。
今回は、美容師の視点から「やってしまいがちなNG行動」とその改善方法を5つご紹介します。ちょっとした見直しで、ツヤ髪にぐっと近づきますよ。
濡れたまま自然乾燥で寝るのはNG

濡れた髪はキューティクルが開いて無防備な状態。自然乾燥のまま寝ると、枕との摩擦でダメージが加速し、寝癖や広がりの原因にもなります。
お風呂上がりはすぐに根元から乾かし、冷風で仕上げるのがベスト。風は20cm以上離して、熱を当てすぎないようにしましょう。
乾かす前につけるのがおすすめ!洗い流さないトリートメントオイル
タオルドライをゴシゴシするとキューティクルが傷む

髪が濡れている状態はとてもデリケート。タオルでゴシゴシこすると摩擦でキューティクルが傷み、パサつきや枝毛の原因になります。
やさしくタオルで包み込むように水分を取り、できればマイクロファイバータオルを使うのがおすすめです。
熱すぎるシャワーやドライヤーは乾燥・かゆみの原因に

42℃以上のシャワーは頭皮の皮脂を取りすぎ、乾燥やかゆみ、フケの原因に。
シャンプー時はぬるま湯(37〜38℃)を使い、ドライヤーも高温にしすぎないよう注意。仕上げに冷風を当てることでキューティクルも引き締まります。
トリートメントを根元からつけるのは逆効果

トリートメントは根元ではなく、毛先〜中間につけるのが正解です。
根元につけるとベタつきや毛穴詰まりの原因に。毛先のダメージを集中ケアし、地肌にはつかないようにしましょう。流し残しにも注意が必要です。
濡れた髪にアイロンを当てると“蒸し焼き”状態に

濡れた髪にヘアアイロンやコテを使用するのは、髪を蒸発させてしまう危険なNG行動。
必ずしっかり乾かしてから、130〜160℃程度の温度で使用してください。スタイリング剤は熱に対応したものを使うとさらに安心です。
まとめ|NG行動をやめれば、髪はもっときれいになる
美しい髪は、日々の積み重ねで育まれます。
今回ご紹介したNG行動を見直すだけで、髪のダメージは大きく減らせます。わからないことがあれば、美容師に気軽に相談してくださいね。あなたの髪に合ったホームケアを、一緒に見つけましょう。