なぜ美容室帰りの髪はあんなにキレイなのか?

美容室で仕上げた直後の髪は、なめらかでツヤがあり、毛先までまとまりが良いですよね。
その理由は、プロによる施術の丁寧さと、使っているケアアイテムの質にあります。
サロンでは、シャンプーの時の摩擦、ドライヤーの当て方、アイロンの温度など、1つひとつを細かく計算して施術しています。
けれど、実はホームケア次第であの仕上がりをキープすることは可能なんです。
この記事では、プロの現場から見た「美容室帰りの髪を長持ちさせるコツ」を3つご紹介します。
コツ① 正しい洗い方と乾かし方をマスターする

まず、最も効果が出やすいのが「洗い方」と「乾かし方」の見直しです。
どんなに良いトリートメントをしても、洗浄力の強いシャンプーや強すぎるドライヤーの熱でケア効果が一気に流れてしまうことも…。
洗い方のポイント
- お湯の温度は38℃前後に
- シャンプーは手のひらでしっかり泡立ててから髪へ
- 指の腹で「地肌」をマッサージするように洗う
乾かし方のポイント
- 根元→中間→毛先の順で乾かす
- ドライヤーは15cm以上離して動かしながら
- 仕上げは冷風をあててキューティクルを引き締める
特に「冷風で仕上げる」だけでも、手触りとツヤ感がかなり変わりますよ。
コツ② ホームケアアイテムの質を変える

髪の状態をキープするには、使うアイテムの成分や質がとても大切です。
市販の洗浄力が強すぎるシャンプーや、シリコンで一時的にコーティングするだけのオイルでは、サロンの仕上がりを保つのは難しいのが現実。
おすすめのホームケア構成
- アミノ酸系シャンプー:低刺激・保湿重視。カラー退色を防ぐ
- 集中トリートメント:週1〜2回で毛髪補修を強化
- アウトバスオイル:ドライヤーの熱や摩擦から守る保護膜
プロ目線でおすすめの例:
- nino プレミアム グロッシーオイル:軽いのにしっとり。細毛にも◎
- ワンストップ「オリーム」ヘアマスク:たった5分で毛先がやわらかく
サロン帰りのような質感を保つには、自分の髪質に合ったホームケア選びがカギです。
コツ③ 毎日のNG習慣を見直す

実は、「何気なくやってしまっている習慣」が、髪のコンディションを崩している原因かもしれません。
よくあるNG習慣
- 濡れたまま寝る → 枕との摩擦でキューティクルが傷つく
- 朝のアイロン高温設定(180℃以上)→ 熱ダメージの蓄積
- 朝シャン+自然乾燥 → 頭皮環境が悪化し、髪がまとまらない
特に「濡れたまま放置」は要注意!濡れた髪はとてもデリケートなので、必ずドライヤーでしっかり乾かすことを習慣にしてください。
まとめ:3つの習慣が、髪のもちを大きく左右する
美容室帰りの髪をキープしたいなら、特別なことをする必要はありません。
むしろ、「洗い方・アイテム選び・毎日の習慣」この3つを少し見直すだけで、髪は確実に変わります。
プロとしての経験から言えるのは、“日常の積み重ねこそ最高のケア”ということ。
ぜひ今日からできることを1つでも取り入れて、サロン帰りのような手触りとツヤをキープしてみてください。