世の中に会社・組織というのはたくさんあります。
会社や組織というのは志が共有された集合体でなければいけません。
- Mission(ミッション)
- Vision(ビジョン)
- Value(バリュー)
Mission
↪︎なぜそのビジネスを行っているのか?企業の存在意義
Vision
↪︎何を目指すのか?会社の目指すべき理想の姿
Value
↪︎どのように目指すのか?会社が大切にする価値観や行動指針
この3つを理解していなければ組織というものは成り立ちません。
その中でのチームの大切さを書いていこうと思います。
1人ではできないことを仲間と達成できる

有名な言葉で
「早くいきたいなら1人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け」
という言葉があります。
チームであるべき魅力はなんと言っても「力を合わせることで成果を大きくできる点」です。
1人でやれることとできることには限界がありますが、多様なスキルや経験が集まっている仲間がいれば補い、助け合い、可能性が何倍にも広がります。
何よりも、目標達成や成し遂げた時に一緒に喜べる仲間がいるというのは仕事をしていく中でかけがえの無い存在になります。
「人は他人の為にしか頑張れない」
この言葉は前の職場で教えていただいた僕の判断材料の一つです。
組織の成果は個人の総和ではない
優秀な個人を集めただけでは成果は出ません。
大切なのは足し算の考え方ではなく、この力の集合体をどう掛け算できるか。
つまりチームとして機能するかどうかです。これはリーダー次第で大きく伸び率が変わります。
ビジョンを共有し、役割分担し、互いの強みを活かす。
これができた時、組織としての成果は跳ね上がりチームに一体感が生まれます。
勘違いしやすいのが、
「良いチームだから良い結果が生まれるのではなく、良い結果が出るから良いチームになっていく」
という点です。
そこはお間違えないように。
チームは困難を乗り越える力になる
経営者は常にリスクと隣り合わせです。
市場の変化、業績の波、予測できないトラブル・・・
こうした困難を1人で抱え込んでいたら組織はすぐに崩壊へと向かいます。
仲間と共に挑戦し、失敗も成功も分かち合えるチームであるからこそ不確実な時代を乗り越えられるのです。
成長のキッカケをくれる
組織やチームで働いていると自分とは違う価値観や仕事の進め方に出会います。
「そんな考えもあるか」「こうした方が効率的だな」
こうした気付きは自分1人では得られません。
こういうキッカケが視野を広げ、成長のスピードとして後押ししてくれます。

チームは人材育成の最高の環境
経営者の大きな使命の一つは「人を育てること」です。
人は上司や先輩から学ぶだけでなく仲間との協働によって最も成長すると思います。
自分の役割を果たす責任を学び、他者から刺激を受け、背中を見せることで人は成長していきます。
企業の文化や風土はトップダウンでは生まれません。
日々のやりとり、言葉のチョイス、価値観の共有、小さな成功体験の積み重ねが組織全体の企業文化になります。
その成長の積み重ねこそが風土となり、組織の未来を作るのです。

- 1人ではできないことを達成できる
- 仲間が心の支えになる
- 成長のキッカケを得れる
- 成果を分かち合える喜びがある
個人ではなく、チーム。
勝ち負けではなく、成長。
人は人との繋がりの中で生きているからこそ、これからも組織の中でチームを作ることにこだわり続けたいと思います。