秋の静電気対策!髪が広がらないケア方法
湿度が下がる秋は、髪の乾燥=静電気に直結。広がり・パサつき・まとまらない…を解消するには、洗う→乾かす→守るの3ステップ習慣化がカギ。美容師目線で即効テクから長期対策までまとめました。
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普段からお客様の髪を見ている美容師の目線で、“これなら安心しておすすめできる”と思ったものだけを紹介しています。おうちケアのヒントになったら嬉しいです!
目次
- なぜ秋は静電気が起きる?原因と仕組み
- お風呂での静電気予防:洗い方&ケア
- 広がらない乾かし方:5ステップ
- 朝のスタイリング術:湿度コントロール
- 外出時の予防テクと持ち歩きアイテム
- やりがちNGと置き換えルール
- よくある質問
- 編集後記:nino PREMIUM グロッシーオイルのご紹介
なぜ秋は静電気が起きる?原因と仕組み

- 湿度低下:空気が乾く→髪の水分が抜ける→表面がプラス/マイナスに帯電しやすくなる。
- 摩擦増加:マフラー・ニット・コートの襟で擦れて帯電。
- ダメージ毛:キューティクルの乱れが導電性を下げ、帯電が長引く。
結論:「うるおい補給」+「摩擦カット」+「帯電防止皮膜」で対策。
お風呂での静電気予防:洗い方&ケア

1) シャンプーは“やさしく・弱酸性”
- アミノ酸系/ベタイン系で必要な皮脂を残しつつ洗う。
- お湯は36〜38℃、予洗いは1〜2分。
2) コンディショニングは“水分→油分の順”
- 内部補修(加水分解ケラチン/シルク等)→表面保護(シリコーン・植物油)で摩擦を減らす。
- 粗めコームで塗布を均一化。流しすぎ注意。
3) 週1回の集中ケア
- 高保湿マスクを毛先中心に。粗熱がある浴室で3〜5分置くと浸透◎。
広がらない乾かし方:5ステップ

- タオルドライ:こすらず押さえる。タオルは綿パイルやマイクロファイバー。
- アウトバス:ミルク(保水)→オイル(皮膜)で水分を逃がさない二層守り。
- 根元→毛先:ドライヤーは根元から。毛先は最後に温風→冷風でキューティクルを密閉。
- ノズルの距離:15cm以上離し、一点に当てない。
- 仕上げの撫で付け:手のひらにオイルを薄くのばし、表面は“撫でるだけ”。
NG:濡れ髪放置/熱風の当てすぎ/ブラシの引っ張り過ぎ。
朝のスタイリング術:湿度コントロール
悩み | 対策 | コツ |
---|---|---|
表面がパサつく | ミルク+オイルのW使い | 手のひらに薄く伸ばし、内側多め・表面は撫で付け |
毛先が膨らむ | 保湿スプレーで霧吹き→軽くブロー | いきなりアイロンより一度“整える”が先 |
静電気で絡む | 帯電防止ブラシ/コームを使用 | プラスチックより導電繊維や獣毛混が◎ |
外出時の予防テクと持ち歩きアイテム
- マフラー素材を見直す:ウール100%は帯電しやすい。シルク/コットン混に変更、もしくは髪に触れる面に一枚薄い布を挟む。
- ハンドクリーム活用:手に少量→毛先を軽く撫でると応急で収まり(無香料がおすすめ)。
- ミニオイル/ミスト:50mLまでの携帯サイズを常備。“1滴→両手に伸ばしてから”触る。
- 加湿ガジェット:デスクワークは卓上加湿器+飲水で内外から保湿。
やりがちNGと置き換えルール
- 強ブラッシングで静電気鎮火 → 帯電防止ブラシで“梳かす回数を減らす”。
- 高温アイロンで無理やり収める → 低温150〜160℃+保護スプレー。
- ノンシリコン至上主義 → 摩擦の少ない処方を優先(用途に応じて適量シリコーンは◎)。
- 香り重視で超高洗浄 → 秋は穏やかな洗浄力×保湿重視にスイッチ。
よくある質問(FAQ)
Q. オイルとミルクはどっち先?
A. ミルク→オイルの順。水分を抱え込んでから油分でフタをすると静電気が起きにくいです。
Q. 帽子やニットを脱ぐときの“バチッ”を減らすには?
A. 脱ぐ前に軽く保湿ミスト→手ぐしで馴染ませる。裏地に静電気防止スプレーを使うのも有効。
Q. くせ毛でも効果ありますか?
A. あります。保湿重視のケアと摩擦カットで、広がりやパサつきが落ち着きます。仕上げに冷風も有効です。
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編集後記|仕上げの艶と帯電防止に「nino PREMIUM グロッシーオイル」

静電気対策の仕上げは薄い皮膜での摩擦カットが鍵。
サロンワークで推しているのがnino PREMIUM グロッシーオイル。軽やかなのに、表面をなめらかに整えて帯電を起きにくくし、ツヤと手触りを引き上げます。
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- ✔ 摩擦低減の皮膜形成でマフラー摩擦に強い
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※ 少量を手のひらにしっかり伸ばしてから、内側→表面の順で“撫で付け”がコツ。