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普段からお客様の髪を見ている美容師の目線で、“これなら安心しておすすめできる”と思ったものだけを紹介しています。おうちケアのヒントになったら嬉しいです!
朝晩の空気が少し冷たくなると、夏の軽さよりも“ツヤと深み”が恋しくなります。秋の光は横からふわっと当たるから、髪の表面の丸みやツヤがいっそう映える季節。今日は、サロンワークで実際にオーダーが増えている「この秋推しの3色」を、仕上がりの雰囲気や褪色まで含めてご紹介します。
1. シナモンベージュ――やわらかさで一気に“秋顔”

夏のベージュに、シナモンのような温かみを一さじ。黄みが強くなりやすい人でも品よくツヤが残るのが魅力です。太陽の下ではふんわり軽く、室内では程よい深みを感じる二面性がかわいい。外ハネボブやレイヤーなら、毛先の動きに光が溜まって写真でもきれいに写ります。
褪色は緩やかで、明るめベースでも“抜けたときのオレンジ感”が出にくいように、ほんの少しだけアッシュを仕込むのがコツ。甘さは欲しいけど可愛くなりすぎたくない大人の方にぴったりです。
2. モーブブラウン――血色感と透明感をひと匙ずつ

ブラウンにほんのり“モーブ(青みピンク)”を混ぜると、肌の赤みは整えつつ、頬の血色はほどよく引き立つ不思議なバランスに。暗めのトーンでも重たく見えず、オフィスや学校のルールがある方でも安心して挑戦できます。
光が当たると内側からツヤがにじむように見えるので、ストレート仕上げやタイトなボブとも好相性。褪色していく過程も上品で、くすみがベージュへスムーズに移るから、次回来店までの“色の我慢期間”が短く感じられるはず。
3. オリーブグレージュ――赤みオフで、こなれた余裕

日本人特有の赤み・オレンジみをオリーブでそっと中和し、グレージュのまろみで包む設計。直毛でもくせ毛でも、影と透明感のコントラストがきれいに出るのが魅力です。巻きすぎなくても“空気を含んだような抜け”が生まれるので、朝のスタイリングがぐっとラクになります。
ベースが暗い方は、細めのハイライトを先に散らしておくと、色の層が重なって立体感がアップ。褪色後はまろやかなベージュに抜けて、オレンジっぽさが出にくいのも人気の理由です。
色持ちをよくする、秋のホームケアのコツ
せっかくきれいに染めたなら、ツヤ長持ちで秋を楽しみたいですよね。ポイントはたったひとつ、「摩擦と熱を減らす」こと。ぬるま湯での予洗い→やさしく洗う→ドライ前後のアウトバスで保護。このリズムができるだけで、褪色スピードが本当に変わります。

サロンでも愛用しているnino PREMIUM グロッシーオイルは、ドライ前後のW使いでキューティクルを守りながら、手ぐしでスッとツヤが出るタイプ。重くならないので、巻き髪の日もストレートの日も万能です。
この秋おすすめのシナモンベージュ/モーブブラウン/オリーブグレージュは、どれもツヤと透明感を大事にしながら、肌まできれいに見せてくれる色。あなたの髪質・肌色・ファッションに合わせて、最適なトーンと配合をご提案します。迷ったら画像を見せてください。似合う“秋色”を一緒に決めましょう。