ストレート トリートメント ヘアケア

乾燥で広がる髪に。帯広で始める“冬の髪質改善”入門

公開:2025年11月3日 髪質改善 帯広 冬対策

11月は毎週「月・金」更新。帯広の冬に強い髪を一緒に育てましょう。

目次

  1. 結論|帯広の冬は「保水×静電気×熱設計」がカギ
  2. なぜ広がる?帯広の気候と髪の関係
  3. まずは自己診断|広がりタイプをチェック
  4. サロンでできる髪質改善の選び方(帯広向け)
  5. ホームケア|今日からできる“冬の基本5ルール”
  6. 毎日のルーティン例(朝/夜)
  7. よくある質問(FAQ)
  8. 予約前チェックリスト

結論|帯広の冬は「保水×静電気×熱設計」がカギ

結論:帯広の冬は空気が乾きやすく静電気が増えるため、髪内部の水分が逃げて広がります。
効果的な髪質改善は、①保水(インナー保湿)②帯電対策(摩擦コントロール)③熱設計(温度と回数)の3点をサロンとホームで噛み合わせること。

期待できる変化:ドライ時間の短縮/うねり・ポヤ毛の減少/ツヤ感の底上げ/カラーの色持ちアップ。

なぜ広がる?帯広の気候と髪の関係

帯広は内陸型で寒暖差が大きく湿度が下がりやすい地域。乾燥でキューティクルが浮き、静電気で毛先が散ります。暖房の温風・マフラー摩擦・熱い風の当てすぎも広がりに直結します。

まずは自己診断|広がりタイプをチェック

タイプA:乾燥由来のフワ広がり

  • 手ぐしで静電気が起きやすい
  • 毛先が白っぽくパサ見え
  • 湿度よりも室内暖房で悪化

タイプB:うねり・癖によるボリューム

  • 根元〜中間がぽこっと膨らむ
  • 雨や雪の日に影響大
  • 乾かしても表面が波打つ

タイプC:ダメージ混在のハイブリッド

  • カラー・ブリーチ履歴あり
  • 中間はうねり、毛先はスカスカ
  • ケアしても翌日広がる

診断の目安:A→保水重視、B→結合補正(酸熱/コントロール)、C→出力を下げて段階的に。

サロンでできる髪質改善の選び方(帯広向け)

  1. 補修トリートメント設計:水分・油分・タンパクのバランスを整え手触りとツヤを底上げ。
    対象:タイプA/カラーの褪色対策。
    ポイント:冬は仕上げの被膜を重ねすぎない(静電気で逆に浮くため)。
  2. コントロール型ストレート:根元はしなやか、中間〜毛先は柔らかさ優先。
    対象:タイプB〜C。
    ポイント:真っすぐ過ぎを避け、丸みを残す設計が冬服(ニット・マフラー)と相性◎。

帯広のコツ:乾燥期は「強い熱×長時間」を避け、温度と回数を最小化。毛先は前処理+アイロン1パスを基本に。

ホームケア|今日からできる“冬の基本5ルール”

① 予洗い1〜2分で保水スタート

38℃前後のぬるめで地肌からしっかり濡らす。泡立ち・摩擦・すすぎ残しが同時に改善。

② シャンプーは“手で泡立ててから”地肌へ

直接つけない。指の腹でやさしく。毛先は泡で包むだけ。

③ タオルは押し当てるだけ。こすらない

マイクロファイバーor柔らかい綿タオルを軽くプレス。摩擦と帯電を減らす。

④ ドライヤーは根元→中間→毛先の順

最短距離で風を通し、最後は冷風でキューティクルを閉じる。

⑤ 熱設計を見直す(180℃固定はNG)

150〜170℃を基準に“1パネル1パス”。同じ場所を何度も挟まない。

毎日のルーティン例(朝/夜)

朝:

  1. 寝ぐせ部位にミストで含水→コーム通し
  2. 根元だけ軽くブロー→表面は冷風で整える
  3. オイルは米粒〜小豆1つ分。手のひらで温め、内側→表面へ薄く

夜:

  1. 予洗い→シャンプー→トリートメントは中間〜毛先中心
  2. タオルドライ→洗い流さないケア(ミルク or 軽めのオイル)
  3. 根元からしっかり乾かし、仕上げに冷風
  4. 枕カバーは摩擦の少ない素材に

帯広の静電気ピーク時は、ナイトケアをミルク:オイル=7:3の比率に。重くしすぎないのが長持ちのコツ。

よくある質問(FAQ)

Q. 髪質改善は何回で効果が出ますか? A. 初回で手触り・ツヤは実感しやすいです。うねり抑制は2〜3回目で安定するケースが多いです。 Q. カラーと同日施術は可能? A. 設計次第で可能です。褪色を抑える順番・薬剤選定がポイント。迷ったら分けて安全に。 Q. おすすめの温度設定は? A. 基本150〜170℃。細毛は低め、硬毛はやや高め。ただし“回数は最小”が鉄則です。 Q. 持続期間はどのくらい? A. 生活習慣で差が出ます。ホームケアと乾かし方が整うと体感2〜8週間。

予約前チェックリスト

  • 直近3ヶ月の施術履歴(カラー・パーマ・縮毛)を思い出す
  • 普段のドライ時間・アイロン温度を把握する
  • 理想の“質感”を保存(サラサラ/しっとり/柔らか)
  • マフラー・ニット着用が多い季節は摩擦対策も聞いてみる

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