美容室でよく聞く「前処理」って、実はとても大切な工程なんです。
カラーやパーマの仕上がりに直結するのはもちろん、髪のダメージを最小限に抑えるためにも欠かせません。
今回は、美容師目線でなぜ前処理が重要なのか、どんな効果があるのかをわかりやすくご紹介します。
そもそも「前処理」ってなに?

前処理とは、カラーやパーマをする前に、髪の状態を整えるための施術です。
具体的には、保護成分や栄養成分を補ったり、髪のダメージ部分をコーティングしたりして、薬剤の刺激を和らげる役割があります。
簡単にいうと、薬剤ダメージから髪を守る“下地作り”のようなもの。
お肌のメイク下地と同じで、これをするかしないかで結果が大きく変わります。
前処理をするメリット3つ

- 1. ダメージを最小限に抑えられる
前処理によって、薬剤の浸透をコントロールできるため、傷みやすい部分に過剰な反応が起こりにくくなります。 - 2. カラーやパーマの仕上がりが均一に
髪のコンディションに差があると、色ムラやパーマムラが起きやすいですが、前処理で土台を整えることで均一な仕上がりに。 - 3. ツヤ感・手触りの向上
トリートメント成分を先に入れることで、施術後の手触りやまとまり感が全然違います。艶が出て“仕上がりの質”がアップ。
前処理が必要な人は?

・ブリーチや縮毛矯正をしている
・髪が細くてダメージを受けやすい
・過去のカラーやパーマで手触りが悪くなった
・色持ち・カールの持ちが気になる
こういったお悩みがある方には、前処理を行うことで、今までよりもずっとキレイな仕上がりが期待できます。
RAGCIEではこんな前処理を行っています
当店では、コースメニューに合わせて、数種類の専用処理剤を使い分けています。
・還元水の塗布によって髪内部の水分量を調整
・マイクロバブルケアで髪や頭皮をリセットする
・ホリスティックの美容液で頭皮と髪のたんぱく質を復元
薬剤によるストレスを最小限に抑えながら、ツヤのある美しい髪へ導きます。
まとめ|キレイな仕上がりは「下地作り」から

カラーやパーマをもっと楽しむためには、髪の土台を整えることがとても大切です。
前処理は、ただのオプションではなく、“仕上がりと未来の髪”を守るための必須ステップ。
「最近、カラーの入りが悪い」「パーマのもちがイマイチ」
そんな方は、ぜひ前処理について相談してみてくださいね。
あなたの髪が、もっと綺麗に、もっと扱いやすくなりますように。